当探偵事務所は、全国各地で幅広く浮気調査を行っており、実績が多数ございます。お気兼ねなくご相談ください。
一部離島や山間部などの地域については出張料を頂く場合や、対応が難しい場合がございますので、あらかじめご了承ください。
写真撮影など浮気の物的証拠となるものを獲得し、結果をご報告いたします。離婚調停や訴訟沙汰になった場合、また和解や示談の際にも有利に進めることができるため、証拠の獲得が非常に重要です。
また、慰謝料などによる損害賠償金や手切れ金、財産分与額なども増額できる可能性がございますし、親権の獲得や養育費・生活費などの獲得にも有利に働くことがございます。
当社ではアフターケアも充実しております。調査の後、民事裁判や法律の専門家や弁護士事務所を無料でご紹介することが可能です。
あと数ヶ月で、結納をかわす日がやってきます。すでに両家との顔合わせは済ませてあり、挙式までの予定を一つずつこなしていくことが“約束”されている状態です。……ですがその前に、どうしても知っておきたいことがあり、浮気調査をお願いしようと思いました。重要なポイントは、二つあります。婚約者が、私という存在がありながら別の女性と並行関係を結んでいた事実はないかどうか。また、仮にそれがあった場合、その女性を過去のモノとして滞りなく清算させているかどうか。結果次第では、今後の私たちの関係にも大きな影響があるでしょう。しかし、事実をなかったことにすることはできません。すべてを知ることのほうが大切なときもあります。
私たちは、幼い頃からの腐れ縁でした。保育園・小学校・中学校・高校に至るまで同じ学び舎で過ごし、付き合うということがどういうことかもよく分からないようなトシから“カップル”になっていました。大学は別々のところに進学しましたが、週の半分は顔をあわせていたと思います。誰とでも分け隔てなく付き合う彼は、女子からも男子からもとても人気があり、彼のまわりには多くの取り巻きがいました。当時の私はあまり嫉妬深いほうではなく、お互いの「好き」という感情さえ保たれていれば、彼がどうしようが構わないとすら思っていました。何かあって、別れることになればそれはそれでよいと思っていたのです。そして、彼のほうも、プレイボーイとして名をはせてはいましたが、私以外の女性とは一線を越えないようにしていたようです。
そんな状態で、どうしてわたしが彼の浮気調査をしようと思ったかというと、やはり、きっかけがあります。結納をかわすという情報が友人や同僚のあいだに流れるようになってから、たびたび周囲のひとから心配をされるようになったのです。まわりから言われることをまとめると、概ね次のようになります。
「二人がずいぶん前からの仲であるのは知っているが、だからこそ知りたい。本当にT君で大丈夫なのか。彼は、彼女であり、婚約者とまでなったあなた以外にも“女”を作っていたことがある。今でもいるかもしれない。それを承知の上で、結婚をしようというのか」……と。
正直、驚きました。彼のまわりに女子が集まってくる状況には慣れていましたし、〈女好き〉のレッテルを貼るひとがいるのも分かっていましたが、深刻な表情で訊ねてこられるほどのことはないだろうと思っていたからです。時が経つにつれ、「大丈夫か?」「本当にいいのか?」などと訊かれる頻度も高くなっていきました。仕事先でも人気者の彼は知人・友人の数が非常に多く、それゆえに私に忠告をしてくる輩もたびたびあらわれたのです。あえてそのことを口に出さない友人もいたようですが、ときには「鈍感すぎないか?」と笑われたことさえありました。さすがのわたしも、焦りました。真実が見えないので、見知らぬ誰かに対して嫉妬心を抱くということはありませんでした。しかし、よく分からない状況に対する困惑で、私の心はどんどん窮屈になっていきました。そして、彼のことで、知っておかねばならないことがいくつかあるのではないかと思うようになったのです。
幼い頃からずっと一緒にいましたので、なんでもかんでもツーカーなのだと思っていました。それはわたしが敏感に彼の気持ちを察することができるからだと思い込んでいましたが、もしかすると逆に、“鈍感”だったから守れた関係だったのかもしれません。
調査の結果が出たあと、私はどう節目をつければよいのでしょうか。もしかすると、まったく何もないかもしれません。でも、“今”まさにひきずっている関係が一つでもあるとすれば……。私は一体どこからどこまでを許し、そして責めればよいのでしょうか。それはまだ分かりかねますが、結果を見て、一つずつ考えていこうと思っています。